東京から地方移住して早1年、田舎生活は大成功です。
その中でも物件選びは結構重要な項目でした。
今回はそのコツを記事にしたいと思います。
一軒家(借家)にするか賃貸にするか
1. 一軒家のメリット・デメリットを確認する
地方では一軒家を借家としてかなりお安く出しているケースがあります。
空き家バンクなど検索していただくとわかりますが、土地によっては2階建ての家でも月々3万円でもあります。
メリットとしては
- 部屋が広い、収納が多い。
- 洗車もしやすくアウトドアの趣味道具などもガレージや物置にしまっておけて自由が効く。
- 庭でバーベキューなどできる家も多くある。
最初は私も一軒家に住もうと思っていました。
しかし以下のようなデメリットがあって止めました。
- 管理会社がいないので水道やTVのアンテナなど故障があった時に自分で手配対応しなくては行けない。またその費用を管理会社が負担することはない。(※)
- 近所の住民との付き合いを重要視しているところが多く、町内会の参加など強制される場合もあり。
※私の引っ越した地域の特性や家の貸出主にもよると思うので確認は必要です。
不動産屋によく話を聞くと一軒家を借りるのは実際の住宅を購入する前の練習、感覚を知るために借りる人が多いとのことでした。
2. 賃貸のメリットデメリットを確認する
賃貸のメリットは以下のようなことがあると思います。
- 地域性の自然災害などに対応しやすいです。例えば北海道などでは賃貸前の雪かきなどは基本的に管理会社がやってくれます。
- 金額帯によって居住可能な住民層が限定されるため、ご近所さんの雰囲気がわかりやすく、コントロールできます。
またデメリットとしては
- 意外と一軒家と比べて狭かったとしても、家賃がほぼ同じくらい高いこともありますので、田舎の特権を若干享受できていない感覚に陥ります。
今の私の賃貸は6万円で3LDKほどですが、4万円で4LDKほどの一軒家が近くにあります。
3. 駐車場の値段を確認しておく
近くの月極駐車場か、マンションもしくは一軒家に備え付けの駐車場かわかりませんが、地方となるとほぼ車が必須の生活になると思います。
東京ほどの料金はかからないと思いますが、駐車場は必ず必須になってくるので初めの方に料金を確認しておくとよいでしょう。
特に車を持ち始めると維持費や保険料が掛かってくるので、少しでも安いに越したことはありません。
周辺環境に気を配る
4. 病院とスーパーとドラッグストアの距離
引っ越す前は何が近くにあべきか悩みました。駅、服屋、家具屋、百円ショップ、カフェ、マクドナルドなど。
引っ越して1年経った結論としては
- 小さな内科病院
- スーパー
- ドラッグストア
この3つが徒歩圏内にあると安心です。次いで贅沢を言うと駅が近いと便利です。
大きな病院に行く必要があれば結局救急車なりを呼ぶと思います。普段使いでは結局困りません。
引越し直後から車があって、家族が運転できるのであればいいですが、ペーパードライバーだったり最初から車がないケースもあるかもしれません。
そんな時はこの3つが近くにあるだけで、大体の生活は保証できます。
それ以外の家具や消費財はAmazonで十分に届きます。
5. 近隣住民との関係性は賃貸会社に聞いてしまう
地方に移住してもお隣さんと仲良く暮らしたいかどうかは人に依存すると思います。
田舎の優しいイメージのご近所さんができたら嬉しいですが、現代の雰囲気的には周りと関わらず静かな暮らしをしたい方も多いかもしれません。
そんな時は不動産屋さんに聞いてしまいましょう。
私が利用したのは地域に根付いた評判の良いエイブルさんでした。
気になる地域と住民の雰囲気を聞いてみると
「この地域は単身赴任の商社マンや研修中のお医者さんが多くて、地元に根ざした人というよりは他の地域から引っ越してきている少しお金持ちの人が多いですよ。少しドライな人が多いですね。」
「この地域は最近多く家が立ったところで若いご夫婦や小さいお子さんの多いファミリー地域ですよ。朝の挨拶はしてくださいますが、今時の世帯なので深い干渉は少ないと思います。」
など色々と教えてくれました。
こういったことからも地方移住こそ1人で決めずに不動産屋さんと一緒に決められるととても良いと思います。