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IT業界の運用保守を絶対にやってはいけない理由

IT業界の中にはおおくの職種がありますが、その中でも運用保守はつまらない、過酷だという話を多く聞きます。

実際私はシステムの運用保守を2年間努めました。

その経験から将来性やキャリアの観点でやるべき仕事ではないと思っています。少し強い論調ですし、完全に無駄な経験かと言われると、そんなことはないと思います。

しかしそこで得られる経験は他の職種を経験することで代替可能ですし、1年くらいあれば全てを経験できる内容です。今回はその危険性とキャリアの将来性についてコメントします。

IT介護に陥る可能性の高い職種です

IT介護とはITのことがわからない人に手取り足取り教えるような作業です。

検索の仕方はさすがにいすぎですが、キーボードやFAXが壊れたなどハードのことや、Wifiのつなげ方などをレクチャーしなくてはいけません。

特に社内のシステムの保守運用を行う部署に多く、また社内のITリテラシーが育っていない、完全なITの会社ではない場合には要注意です。

IT以外の経理や法務の知識や社会性が求められる

特に報連相が大事な仕事です。

きれいに始末書をまとめ上げ、上司や客先に状況を正しく報告しデバッグと進捗報告を急かされながら求められます。

またITだけでは解決できない人の問題や法律的な問題に巻き込まれることもあります。

与信の仕組みなど(クレジットなどで大きな買い物をする時にその人が信用に値するか考慮して販売するかどうか決めること)を組み込んだシステムでのバグが発生した際など、仕様段階レベルで決められていなかった問題に立ち会うことなどが例です。

ITだけの知識で戦えない領域が発生した時に、自分の手札や頼れる上司などを見極め冷静に対応していく能力が求められます。

休日や深夜に駆り出されます

当然保守しているシステムや運用に依存しますが、基本的にはシステムは24時間稼働です。

何か障害が発生した際には真っ先に駆けつけ、デバッグと同時に報告が求められます。

客先や社内へのダメージを何度も目の当たりにします

これは人のストレス耐性や迷惑をかけた時にどれだけ自分ごととして受け止めてしまうかによって変わりますが、人によってはかなり心が疲れてしまいます。

特に自分のシステムではなくても客先であったりすれば頭を下げることも多い仕事です。

迷惑をかけていることに心苦しくなってしまうタイプの人には向いていません。

何かいいことをあげるとしたら

マネジメント能力や作業効率化、人間関係を含めた仕事のやりとりをITに詳しくなりながら学べることです。

特にITは全てを解決してくれるわけではなく、結局はそれを利用してくれる人のやりとりです。これはシステムの保守でもハード側の保守でも変わりなく、誰かがどのようにシステムを運用していくかという問題は常につきまといます。

その中でアイディアやディスカッション力を使って正しい運用構築、保守に導いていくことができます。

またコードを書く側としても、テストの重要性を身に染みて体験することができます。

まとめ

うまくマネジメント能力やその他社会性のような能力を身に付け、PMの方向に出世していけるかもしれません。

しかし体得できる能力は浅く広いです。普通に職種に比べてずっと浅くなります。

その理由は保守運用の範囲は限りなく広く、時期や会社によって形態が大きく異なるからです。

特に障害対応においては一度しか起きない障害に1ヶ月間復旧に時間を当てられることもあります。その障害はもう2度と発生せず、自分の血肉になった意味はありません。

覚えていったことが再利用できないのです。

その芯となる人とのやりとりや技術は大事かもしれませんが、それは他の職種や業務を通しても学ぶことはできます。

エンジニアとしてはコードに深く触るチャンスも減ってしまうので、常に中途半端な理解に留まります。

圧倒的な忍耐力と精神力は身につくかもしれませんが、1年以上も続ける職種ではないでしょう。

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mikanlemon
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ズボラとガリ勉が持ちつ持たれつ暮らしてます/《おてんば娘》を育てているので、主に育児の悩み解決策やおすすめグッズを紹介してます/仕事の知識を活かした美容やIT関連記事、引っ越し族ゆえの移住関連記事など/きっとあなたの役にも立てるはず・・・!