イヤイヤ期が終わりそうな頃には、次の成長段階へ移行する兆候があります。
このイヤイヤ期の終わりに見られる兆候は、子どもの発達による自然な変化が多いのでなかなか気づかないですよね。
そこで、この記事では「イヤイヤ期が終わりそうな兆候」と「イヤイヤ期の親子関係の変化」について紹介します。
いつ終わるんだろう…と途方に暮れているあなたは読んでみてね!
ついに我が子もこの兆候が出始めているので、実際の言動を踏まえて紹介します。
イヤイヤ期の終わりの兆候とは
我が家の実例を踏まえて、イヤイヤ期の終わりの兆候を見ていきましょう。
言葉が増えてきた
イヤイヤ期の終わり頃になると、子どもは発する言葉が増えていきます。
これは、子どもが自分の気持ちや意志を言葉で表現する方法を身につけた証です。
我が子も前は「イヤイヤ」泣き叫ぶだけでしたが、2歳半過ぎた今では言葉で教えてくれるようになりました。
帰ったらまず手を洗おう
ヤダ!おなかすいた〜
さきにごはんたべたい!
まだ「イヤ」や「ヤダ」という言葉も使いますが、こんなふうに理由も教えてくれます。
話せなかったときは、「お腹が空いて早く食べたい」と伝えられなくて泣いていたんだなとわかりました。
お腹すいたよね、手を洗ってキレイにしてから食べよう!
こう言うと納得して先に手を洗ってくれることが増えました。
(まだ半分くらいは「やだ!先に食べる」とゴネられます…苦笑)
また、周囲の人とのコミュニケーションも少しずつスムーズになっています。
言葉が増える時は、子供が知った言葉の中からゆっくり選び出して話しているようです。
大人が使わないような純粋な表現も多いので癒されますね。
見通しが持てるようになった
イヤイヤ期の終わり頃には、物事の流れや予定を理解して先の見通しが持てるようになります。
子どもが未来の報酬や、後に起こる出来事を考えて行動する能力が向上している証だそうです。
以前は、「寝る」と「もう遊べない」と思っていたようで、寝室に行くまでにグズったり何度もリビングに戻ったりしていました。
今ではお風呂と歯磨きが終わると寝る時間になるのがわかり、また今度遊べるということもわかるようです。
もう少しだけ遊びたい!
そう言ってブロックを出して遊んでも、10分くらいすると自分から片付けて寝るモードに切り替えてくれることも増えてきました。
早く寝てほしい時は少しもどかしいですが、納得して自分で終わると寝かしつけもスムーズなのでなるべく見守っています。
自分で「おしまい」にするようになった
イヤイヤ期の終わり頃には、子どもの自己管理が上手になります。
行動の自己管理とは、自分の行動がどんな結果につながるかを考えて、その結果を受け入れる準備をする高度な技です。
大人でも難しいのに、小さな身体で少しずつ練習しているのはすごいですよね。
おしまいにするー
こんな言葉もよく使うようになり、自分で「おしまい」のタイミングを決めてくれることも増えました。
自己主張と意思表示が上手になった
子どもの自己主張と意思表示が上手になってくると、イヤイヤ期の終わりも近いです。
これは、子供が自分と人との気持ちの違いを理解してきた証です。
自分の意志や希望を具体的な行動や言葉で示すようになると、少しイヤイヤや癇癪が減ります。
そろそろお風呂から出よう?
やだ!まだおみずであそぶの!
こんなふうに、「自分はこれをしたい」「自分の気持ちはこう」と主張するようになりました。
前は「やだやだ」だけ言う、泣いて暴れてしまうなどの反応だったので、はっきりと意思表示ができるようになったのはすごい成長ですよね。
親の気持ちとしては早くお風呂から上がって欲しいんですけどね…。
じゃあもう少し遊んだら出ようね
と約束すると、数分後に出てくれることも増えました。
ちなみにお風呂が楽しすぎてなかなか上がってくれない時は、お部屋でできる遊びを提案してなんとか誘い出しています。
イヤイヤ期の信頼関係の変化
イヤイヤ期の終わり頃には、親子の信頼関係にも変化があります。
イヤイヤ期は親にとって「子どものわがまま」に見えることが多く、共感してあげるのが難しいことも多いですよね。
共感できなくても「受け止める」ことを意識してイヤイヤ期を乗り越えると、親子の信頼関係はイヤイヤ期の前よりアップするそうです。
親子のコミュニケーションも、立派に会話が成立することが増えてきます。
また、少し冷たくしてしまったり強く叱りすぎてしまった時は、親もきちんと反省して謝ると子どもも受け止めてくれます。
大きい声出してごめんね。おもちゃを大切にして欲しかったんだよ
…うん。なかなおりしよっ
我が家の場合は子どものほうから仲直りを提案してくれるようになりました(笑)
イヤイヤ期の間は特にコミュニケーションを大切にして、信頼関係を築くことが重要だと言われています。
でも親も人間なので、なかなか冷静になれないこともありますよね。
私もまだまだです…。
そういうのも素直に話すと、子どもは結構聞いてくれるよ!
親子でお互いの気持ちを伝え合って、信頼関係アップにつながるコミュニケーションを取りましょう。
まとめ
イヤイヤ期の終わりの兆候は、子どもの成長の一環として現れるものが多いです。
- 言葉が増えてきた
- 見通しが持てるようになった
- 自分でおしまいにできるようになった
- 自己主張と意思表示が上達した
これは我が家の例なので、もちろんその子によって他にも色々あります。
イヤイヤ期の終わりの兆候を見つけると、イヤイヤ期に対するイライラが少し落ち着いたり、成長が嬉しく感じることも増えていきます。
あなたも子どものイヤイヤ期の初め頃とは違うポイントを観察してみてください。
しんどいイヤイヤ期ももう少しで終わるはず!(願望)