赤ちゃんと暮らしている方なら、きっとこう思ったことがありますよね。
赤ちゃんが息をしているか心配…。寝ている間に呼吸が止まったらどうしよう…。
私もせっかく赤ちゃんがぐっすり寝てくれたのに、SIDS(乳幼児突然死症候群)が心配でろくに眠れない日もありました。
そこで我が家ではSIDS対策として「Sense-U(センスユー)ベビーモニター」を導入しました。
実際に2年間使用した筆者の使い方や、メリット・デメリットなどのレビューをまとめています。
また、誤作動やペアリングできない問題の解決方法、アプリの使い方や接続設定なども紹介します。
購入前に気になる悪い口コミも踏まえて紹介するので、同じような悩みや心配を抱えている方の参考になれば嬉しいです!
「Sense-U」ベビーモニターとは
Sense-U(センスユー)とは、スマートフォンなどの端末に接続すると赤ちゃんの体動や体感温度、寝ているポーズまでわかるベビーセンサーです。
体感温度の低下や体動の減少、寝返りなどをした場合にアラーム音で知らせてくれます。
Bluetoothでスマホ連携できるので、家の中ならスマホを持ち運べば安心して過ごせます。
今どのようなポーズで寝ているのかや、しっかり呼吸できているか見ることができるのです!
寝ている間に心拍数・呼吸・血中酸素・体温を整える脳幹に異常が起こると、乳児にとって危険だと研究でわかっています。
このポイントを抑えて異常を知らせてくれるのは安心ですよね。
Sense-Uベビーモニターのメリット
まずはSense-Uのメリットを紹介します。
異常やうつ伏せ寝に早く気づける
設定すれば最短で15秒間続けて呼吸や体動が弱いときにブザー音と画面表示で知らせてくれるので、異常に早く気づいて対処できます。
無呼吸状態が20秒ほど続くと「無呼吸発作」と呼ばれる発作が起きる場合があると言われています。
早く気づけたら迅速な救急措置を行えますよね。
うつ伏せ寝も検知して知らせてくれるので上手に呼吸できているかチェックしたり、仰向けに戻してあげられるので安心です。
どんなポーズで寝ているかわかる
呼吸や体動が弱くなっていなくても、どんなポーズで寝ているのか、布団から落ちていないかなどが気になりますよね。
Sense-Uは接続しているスマホで、どんな向きで寝ているかわかり、寝返りもリアルタイムで表示されます。
たくさんコロコロしている時は見に行って布団の真ん中に戻したり、一度の寝返りなら大丈夫そうだな〜とその場で見守ったりしています。
赤ちゃんをアラーム音で起こさない
センサー自体から音が鳴るとせっかく寝ている赤ちゃんが起きてしまうこともありますよね。
Sense-Uは接続している端末からのみ音が出るので、誤作動の場合でも赤ちゃんが起きてしまうことが少ないのも嬉しいポイントです。
またスマートフォンやiPadなどの端末と接続して管理できるので持ち運びやすく、別室にいても様子がわかるのが便利です。
安心して眠れる
もしもの時はアラームで知らせてもらって起きれるので、安心して眠れるようになりました。
Sense-Uを使用してからは前より私の不安による途中覚醒が減ったので、寝不足や疲労感もかなり軽くなっています!
また、赤ちゃんが寝てからすぐ一緒に寝るわけではなく、夜の自由タイムを楽しむ間もスマホで管理できるので安心して過ごせています。
ちなみに誤作動はたまにありましたが、付け方を変えたらなくなりました。
誤作動の解決策については次のデメリットの項目で紹介します。
Sense-Uベビーモニターのデメリット
Sense-Uのデメリットも知った上で検討してみてくださいね。
電池の消耗が早い
我が家の場合は夜〜朝だけの使用で1ヶ月ほどで電池が切れます。
最初は電池切れだと気付かず故障かもしれないと思ったので、悪い口コミの「すぐ壊れた」「すぐ接続できなくなった」というのは電池がなくなった可能性もありそうです。
実際に、電池がなくなってくると接続が不安定になってきます。
ちょっと消耗が早いかなと感じますが、対応の電池は百均にも売っていて予備を買っておけば安心なので問題なく使用できています。
※アップデートされ、電池残量がアプリ画面の左上に表示されるようになりました(2021年11月頃〜)。
2023年現在のアプリ画面はこちらです。
電池の残量がわかりやすくて安心ですね。
つけ外しが面倒
オムツのお腹部分に付属のフック部分を引っ掛けていたので、まだ夜間も頻繁にオムツ替えしていた時はつけ外しが面倒に感じていました。
最近では夜間のオムツ替えは不要になったので不便を感じなくなりました。
ちなみに、オムツを履かせてからつけるよりも、オムツを履かせる前にSense-Uをつけた方がスムーズに装着できておすすめです。
また、2人目の子に使用するようになってからは、オムツではなく服に着けています。
冬用の厚手な服につけても正常に動作しているので、オムツへのつけ外しが面倒な方は肌着や服の上につけてみてください。
念のため服につけた場合の動作チェックもしてから使用してくださいね。
誤作動が起きる場合がある
Sense-Uなどのベビーセンサーのデメリットとしてよく挙げられるのが「誤作動」です。
しかし、Sense-Uアプリ上でも説明がある通り、付け方や付ける位置で誤作動は解消できます。
我が子はうつ伏せでしか寝なくなった時期があり、うつ伏せで寝たままお尻を少し浮かせてしまう時にセンサーが動きを感じにくく誤作動が起こるパターンが多かったです。
仰向けで寝ていた時は、お腹に付けていると誤作動はほとんどありませんでした。
うつ伏せの時はお腹につけていると誤作動が多かったので背中につけたら解決しました!
Sense-Uアプリに装着ガイドがあったのでこちらも参考にしてみてください。
Sense-Uベビーモニターアプリの使い方と設定
Sense-U本体とベビーモニターにする端末との接続方法を画像付きで解説します。
以前はアプリの言語が英語で使いにくかったようですが、2021年4月のアップデートにより日本語で使えるようになりました!
1:Sense-U専用アプリをダウンロードしてログイン
まずはベビーモニターとして使いたい端末で、iOSまたはAndroid用の無料アプリ「Sense-Uベビーモニター」をダウンロードします。(画像はiOSの場合)
アプリを開くとBluetoothの使用を求められる場合があるのでOKを押しましょう。
ここで初めての方はSense-Uアプリへの会員登録、アカウント作成済みの方はログインします。
2:Sense-U本体とアプリ端末の接続方法
ログインが完了したら、初回は本体とアプリ端末とのペアリングを求められるので画面の指示に従ってSense-U本体を振ります。
センサーを振って、下の写真のように青いライトが点滅したらOKです。
初回やBluetoothがオフの場合は以下のような画面になるので、設定画面などで設定しましょう。
iPhoneの場合はスワイプするとコントロールセンターが出てきます。
そしてWi-Fiボタンの右のBluetoothボタンで、簡単にBluetoothのオンオフを設定できます。
ここでオンにしておきましょう。
3:Sense-Uペアリング後のアプリ画面
Sense-U本体とモニター端末のBluetooth接続が完了すると、端末に以下のような画面が表示されてベビーモニターとして使用できます。
右上のボタンが白とグレーの時は、「オフ」になっている状態なので一度タップして「オン」にしましょう。
オンになるとボタンの色が白と水色に変わります。
体感温度や体動、寝ているポーズがわかるので、設定した端末があれば赤ちゃんと別室で過ごしていても安心できます。
また、うつ伏せになるとこのような表示になります。
画面がシンプルでわかりやすいですよね。
横向きの表示もあり、単純に赤ちゃんがどんな向きで寝ているのか知れるのも嬉しいです。
4:Sense-Uペアリング後のアプリ設定
体動の異変だけを知りたい、寝返りだけアラームを鳴らしたい、温度だけわかればいい、という場合は設定画面で変更できます。
デバイス画面右上の歯車マークを押すと以下の画面になるので、それぞれオンオフを設定しましょう。
異常を知らせるまでの時間も選べます。
また、センサー自体を使用しない時は右上のボタンでオフに切り替えられます。
\アンケート応募でブランケットやベビーシートなどが当たる!/
Sense-Uベビーモニターのトラブル解決方法
Sense-Uも機械なのでトラブルが発生する場合があります。
よくあるトラブルと解決方法を紹介するので困ったときは参考にしてみてください。
ペアリングできない、接続が不安定
接続が不安定な場合はBluetoothを一度オフにしてから再度オンにして接続し直したり、アプリを一度閉じてまた開き直してみましょう。
それでも接続が不安定な場合は、電池がなくなってきているのが原因だと考えられます。
実際に私も接続が不安定になった数日後に、電池が完全に切れて全く繋がらなくなりました。
また、アプリでも電波強度について案内があり、電池残量との関係が記載されています。
電池を交換したら接続が安定したので試してみてください。
ちなみに電池は「CR2032」のリチウムコイン電池です。購入の際は間違えないように注意しましょう。
ロック画面で作動しない
口コミでもよく見られた「スマホをロック画面にするとセンサーが作動しない」という問題です。
ロック画面にできないと電池の消耗が激しく、充電したままでなければ心配ですよね。
そこで色々試した結果、以下の設定をするとロック画面でも作動するようになりました。
(iPhonの場合)「設定」→「一般」→「Appのバックグラウンド更新」をオンにする。
「Sense-U Baby」も個別でオンにする。
また「Sense-U」アプリを開いておくのはもちろんですが、アプリ画面のままホーム画面に戻らずにロックすると作動します。
ホーム画面に戻ってからロックすると作動しないことがあるので注意が必要です。
また、音量がゼロになっていると気づけない場合があるので音が出るようにしておきましょう。
ベースステーションなら常に音や光で「正常・体動が微弱・うつ伏せ・温度が高い」の4パターンを知らせてくれるので安心です。
Amazonでベースステーションだけの販売もあります。
リングやフックが壊れやすい
Sense-Uの悪い口コミで多かったのが「リングやフックが壊れやすく装着できなくなった」という声でした。
これは2019年製までの物は実際に付け外しがしづらかったり壊れやすかったりしたようですが、改良されて2020年製のベビーモニター2からは壊れにくくなっています。
フック部分はオムツの厚みにちょうどよく着け外しもしやすいうえに、リング部分は予備も付属されているので安心です!
また、ベビーモニター3はさらに壊れにくいデザインになりました。
Amazonならタイムセールやクーポンでお得に購入できるチャンスも多いです。
Sense-Uベビーモニターの付属品
私が購入した際の付属品は以下の内容でした。
- リング×2
- 本体
- プライヤー(電池交換用)
- コイン電池(3V、CR–2032)
- 説明書
リングの予備や電池が付属されているのも嬉しいですね。
電池は予備を買っておこう
Sense-Uで使用する電池は「CR2032」のリチウムコイン電池です。
Sense-Uを使いたくてアプリと接続したときに電池が無い!と気づく場合が多いので、焦らないよう予備を購入しておくと安心です!
リングだけの販売もある
また、リングだけの販売もあるので何度も壊れた場合は購入できます。
ベビーモニター2と3でリングが違うので注意しましょう。
Sense-Uベビーモニター3用のリングはこちら。
ベビーモニター2用のリングはこちら。
ベースステーションやカメラのセットもある
さらに、ベビーモニター2や3と連動して赤ちゃんの様子が音と光でわかるベースステーションやカメラが付属されているものもあります。
このベースステーションは複数のセンサーと連動できるので、双子がいる方などにはこちらのセットがおすすめです!
まとめ
Sense-Uを使うと、赤ちゃんの呼吸や動きを心配しすぎずぐっすり眠れるようになります。
睡眠をしっかりとらないと疲労は溜まる一方なので、安眠できる時間は大切ですよね。
また、離れていても赤ちゃんの様子を知りたい方にもおすすめです!
あなたも赤ちゃんも毎日安眠できて元気に過ごせるように祈っています。